農業用ドローンのデモンストレーション

  • 2019/03/01 更新

農業用ドローンのデモンストレーション

今回は農業用ドローンのデモンストレーションを行いました。

 

場所は埼玉県の三芳町。

お茶畑でデモです。

 

農薬散布用ドローン マゼックスの飛助

今回は栃木県から業者の方が農業用ドローンのマゼックス「飛助」と機体でデモンストレーションをしてくれました。

まずはディスプレイするということ会場に早めに入り、机と椅子を並べてドローンを飾りました。

「すげえ。でかい!」

こんな大きなドローンが飛ぶのか!?

という感じです。

 

ますます楽しみになってきました。

 

時間になり、沢山のお茶農家の方々が集まって頂きました。

なんと総勢25社です!

 

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早速、業者さんによるレクチャーが始まりました。

 

 

ドローンの法律

ドローンを飛ばす際にあまり知識がない方からするとすごく難しいなと感じるのが法律の問題です。

免許制なの?

むやみやたらに飛ばしてはいけなさそうだけど、どこで飛して良くてどこはダメなの?

許可申請はどこの誰に出すの?

保険はどうなってるの?

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沢山の疑問が出てきましたが、ひとつひとつに丁寧に講師の方がご説明してくださいました。

またドローンが飛ぶ仕組みや、機械的な操作の方法までとても詳しくお話をいただけました。

 

農薬散布には劇物取扱の免許が必要 

 中でもあまり知られていないのが、農薬散布にはドローン以外に2種類の免許が必要なことです。

まず、現時点での法律ではドローンから何か物を投下してはいけません。

これをやると違法になります。

なのでドローンから仮に液体の農薬を散布する場合でも、投下の申請を出す必要があります。

 

 

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次に必要なのが、劇物取扱の免許です。

これはドローンに関係なく、農薬は危険な物なので劇物取扱の免許がなければ取り扱う事ができません。 

色々と知らない事だらけですね〜。

とても勉強になります。

 

農薬散布ドローンの利点 早い散布時間

現在は農薬散布となるとこのような防除機を使います。

この機械の良いところは確実にしっかりと農薬を散布できるところですが、なかなか時間はかかります。

1haを散布するのに約1時間程度かかります。

しかし、このドローンを使うとなんと1haを10分程で噴霧する事ができます。

ドローンなので常に下向きに風が送られているためにしっかりと葉っぱに定着させる事ができます。

 

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 農薬散布ドローンの利点 健康被害なし

また霧状にして農薬を噴霧しているすぐ近くにいるので、風が吹いたりすると吸い込んでしまい

健康被害も少し心配なところです。

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農薬散布ドローンの利点 ラジコンヘリより手軽

今までドローンが出てくる前は防除機の代わりに大型ラジコンヘリなどがありました。

しかしこれはとても高価で、操作も難しいためにプロに外注しなければなりませんでした。

また農薬を散布する時期はどこも同じような時期なので、なかなか予約を取る事ができません。

すると病気になっているのでいち早く対応したいのに、何週間か待たされているうちにどんどん被害が進んでしまうのです。

しかし、自前でドローンを持っていたらそんな心配はありません。

しっかりと免許をとれば一人でも操作は可能です。

今までのラジコンヘリは最低3人で積み下ろしをする必要があったのでだいぶ楽です。

 

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さていよいよ、デモンストレーションです。

 

プロペラが回って離陸した時には

「おおおお!」

という歓声が上がりました。

 

思っていたよりもめちゃくちゃ安定しています。

GPSがついているので、しっかりと座標をとり少々の風が吹いても流されることはありません。

もうすぐ、プログラム飛行して完全に自動で飛ぶようになりそうです。

 

これから農業はどこも人不足になるのでこういったロボット化は今後の農業にとって

とても助かる話ではないかと思います。